A1理論はミニマリスト

ポジティブにつぶやき中@A1riron

30年間日記を書き続けたことで『過去の自分』を断捨離できた男・表三郎

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女はミニマリストを目指す。
男は最初からミニマリスト。

最近考えたことだ。

 

男は元々狩猟していたせいか、道具は消耗品と考えているのだろうか?
あまりモノに執着しないし、壊れたらすぐに新品に買い替える。
性能・実用性がすべてだし、売った時の値段を重視する。ドラクエのアイテム感覚。
高級品や外車にこだわる男もいるが、それも結局、女を「釣る」ための道具でしかない。
ま、一般論ですが。

「男自体が消耗品」だと言う人もいる。ま、そうだろうな、とも思う。

 


その代わり、男がとことんこだわってしまうものがある。
それは『過去の自分』だと思う。

 

♪男には自分の世界がある~
とルパンの歌にあるけど、その「自分の世界」が実はやっかい。

「自分の世界」を持つことはいい、しかし時代遅れの「自分の世界」になってはダメだ。
時代遅れの「自分の世界」はどんな時代遅れのテレビや服よりも厄介だと僕は思う。

 

それを捨てた男の本を読んだ。

答えが見つかるまで考え抜く技術 (サンマーク文庫)

答えが見つかるまで考え抜く技術 (サンマーク文庫)

 

 

前に紹介した『日記の魔力』の記事がブロガー達に好評で、そのブロガーたちの記事を見てたら他の本も読みたくなってkindle版で探したらあったから衝動的に買ってしまった。

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この表三郎と言う人は駿台の先生で、全共闘運動で大阪市立大学で大学を占拠した時のリーダーでもあった。

そんな男が50歳を過ぎて「マルクス」を捨てた。

これはめちゃくちゃすごいことだと僕は思う。


この世代の人でガチガチのマルクス主義者は今でも多い、というかベルリンの壁が崩壊しても、21世紀になってもみんなほとんど現役のマルクス主義者だww
しかも全共闘運動で大学占拠した時のリーダー格の人間がマルクスを捨てるなんて。

 

『日記の魔力』にはこうある。


昔の私を知る人は、天地がひっくり返ることがあっても、私がマルクスを捨てることはないと思っていたというぐらいだ。

 

 


大人は、もう自分を変えることなどできないと思っているからだ。
だが、それは大きな誤解だ。
人間はいくつになっても変わることができる。いくつになっても遅すぎるということはないのだ。
現実の自分を確認し、それが一番大切なんだと認識することによって、人はおのずと変わっていく。


そして、今回読んだ『答えが見つかるまで考え抜く技術』にはこうある。

 

日記を書く時間が惜しいという人もいるだろうが 、日記から得られる思考の効率アップを考えれば 、その何百倍もの価値を手にすることができるということを知っておいてほしい 。

 

なぜあきもせず 、こんなに長い間 、日記をつけつづけることができたのか 。それは 、日記をつけることにより 、人生をクリエイティブに生きることができたと実感しているからである 。

それまでに 、私は膨大な量の書物を読み込んできた 。おかげで 、読書から得た知識や着想はまちがいなく 、私の血となり肉となっている 。

しかし 、結局 、自分は自分なのだと 、あるときふと思ったのである 。過去の思想や哲学から学ぶことはたしかに多いが 、もっとも目を向けるべきなのは 、この時代に生きている自分自身の思考ではないかと感じたのである 。

 

日記というライフログを観察することで自分自身が客観的に見えてくる。

なのでおそらく自分をソフトウェアのように見て、バージョンアップしないといけない点が見つかるのだろう。

 

バージョンアップも大きなバージョンアップと小さなバージョンアップがある。
時代に合わせ、「2.0」とか「3.0」とかの大幅なバージョンアップができ、いっきに利便性を高められる男がおそらく『価値のある男』なのだろう。

 

 

表さんは思想以外にもいろいろバージョンアップさせている。


服装もずっとスーツにネクタイ、革のカバンというビジネスマンチックな服装からTシャツ、ジーンズ、サンダル、リュック、という服装になった。すごい!!


また日記をパソコンで書くようになってから「むずかしい文章を書くことが滑稽に思えてきた」とのころで論文調から今で言うブログ調の文章になった。


どちらも30代くらいの人ならわからなくもないけど、この年齢、この時代、この経歴、この職業の人と考えたらすごい!!

 

ダイの大冒険のクロコダインのこの言葉を思い出しました。

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表さんは以下のようにも書いている。

 

私たちの目に映る世界は 、じつは同じではない 。人は同じ世界を生きながら 、それぞれ違う目で世界をとらえているのだ 。

 

よく「思いは実現する 」と気軽に口にする人がいるが 、思いを実現させるためにはどうすればよいかを考えることなくして 、思いが実現するはずはない 。

 

ルールに対してまじめな人は 、私にいわせれば 、人生に対しては不まじめだからである 。全身全霊を賭けて 「問い 」を立てようとしていないのだ 。人生について真剣に考える人なら 、ル ールそのものが窮屈でしかたがないはずなのに 。

 

ルールをどんなにまじめに守って優等生になっても 、考える力はつかないし 、発想も貧しくなり 、どんどんみじめになっていくのだよ 、と 。

 

おそらく表さんは『自分の世界』を持っている人間なんだろう。
そして日記によってその『自分の世界』をバージョンアップする方法を習得した。

 

『頭のいい人』と言うのは『ルールを守れる人』でも『自分の世界を持っている人』でもなく『頭の柔らかい人』なんだろうな、と僕は思った。


けど『頭の柔らかい人』でも対象物が『見える化』できていないと柔らかく理解できない。

 

『自分』という『対象物』を『見える化』する手段が『日記』であり、その『日記』を時間の経過に従って、柔らかい頭で臨機応変にバージョンアップさせて行ける人が本当に『頭のいい人』なんじゃないかと思った。

 

 

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