A1理論はミニマリスト

ポジティブにつぶやき中@A1riron

『日本のゲストハウス』に「向いている人」「向いていない人」を考えてみた。

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いやー、シルバーウィークを前にして早くもtwitterのタイムラインが『ゲストハウス』という文字で埋まってます!w

 

やっぱり、「ミニマリスト」と「ゲストハウス」の相性は元々、相当良かったんじゃないか、と思います。僕はそのお手伝いをしたに過ぎなかっただけな気がしてきました。仲人的な。

 

個人的にはマスヤゲストハウスのドミトリーの二段ベッドの「あの空間」に横になってると、

「個人の居住スペースはこの一畳くらいの空間だけで十分じゃないか、後はシェアスペースで。」

と、個人スペースの「狭さ」にものすごく満足してしまいますw

必要十分生活~少ないモノで気分爽快に生きるコツ~

必要十分生活~少ないモノで気分爽快に生きるコツ~

 

 

あと、▼『ぼくモノ』の佐々木さんとかはゲストハウスにハマりそうな気がものすごくしてますw 

ぼくたちに、もうモノは必要ない。 - 断捨離からミニマリストへ -

ぼくたちに、もうモノは必要ない。 - 断捨離からミニマリストへ -

 

 

そんなタイムラインを眺めていると、

『日本のゲストハウス』に「向いている人」と「向いていない人」がいるんじゃないかな?

と思ったので今時点の考えを書いておきます。

 

あくまでも個人の感想で、2015/9/11現時点での考えです!

 

ここで『日本のゲストハウス』としたのは、『海外のゲストハウス』と『日本のゲストハウス』は非常によく似てるんですけど、「なんかちょっと違う」と思ったからです。

その「違い」は書きながらわかってきましたw 

 

【『日本のゲストハウス』に「向いている人」】

◆普通に週5・フルタイムで働いている人 

◆モノより「時間」「友達」「旅行」を重視したい人

◆自分の「世界」を広げたいけど「海外」までは広げたくない人 

◆長く続けた仕事を辞めた人

 

【『日本のゲストハウス』に「向いていない人」】

◆今、何かに打ち込んで頑張っている人

◆セレブ過ぎる人

◆貧乏過ぎる人

◆実家から出られない人

◆『アジアのゲストハウス』が大好きな人

 

順に考えていきたいと思います。

 

【『日本のゲストハウス』に「向いている人」】

◆普通に週5・フルタイムで働いている人 

「普通じゃないか!」と思われるかもしれないんですが、アジアのゲストハウスの宿泊者と比べて決定的に違うのはこういう「普通の人」が多いことかな、と思います。

アジアのゲストハウスの時点でこういう「普通の人」は少なく、学生や有給とってバタバタ旅行している人以外は、日本で仕事を辞めてきた人。

さらに海外を旅している間の家賃を払うのもキツいので家も引き払ってきた人が多い。

簡単に言うと「住所不定・無職」。

ほんの少し前、00年代(2000年から2009年)まではただ「ゲストハウスでゆっくりする」だけに多大な犠牲を払わないといけなかった。当然、飛行機代もかかるしね。

 

けど、日本のゲストハウスに泊まってると、みんな仕事も家もある「普通の人」なんだなー、と思う。

 

◆モノより「時間」「友達」「旅行」を重視したい人

一言で言うと『ミニマリスト』ということになるのかもしれない。

これはアジアを中心とした海外のゲストハウスに泊まる人にも共通する考えかも知れない。

この考え方が「いい」か「わるい」かは問題ではなく、20世紀アメリカ中心の大量生産大量消費の世界にちょっと嫌気がさしてきた人。

 

僕は20歳まで田舎で生活していたので、20歳で東京に出れたことが嬉しくて嬉しくて、「田舎志向」なんてバカじゃないの?って長く思ってたけど、最近は年齢のせいか、田舎がものすごく落ち着く。特に温泉がある場所はもう住みたくなってしまう。(下諏訪のことですがw)

 

で、東京に帰ってくると街全体がドン.キホーテみたいに思えてしまう。

田舎が好きな人はそういうごちゃごちゃ感が嫌い、もしくは嫌いとはいかなくても時々でいい、という考え方なんだなぁ、と思います。

この本で▼phaさんの言ってたことがすごく良くわかります。

フルサトをつくる: 帰れば食うに困らない場所を持つ暮らし方

フルサトをつくる: 帰れば食うに困らない場所を持つ暮らし方

 

 

◆自分の「世界」を広げたいけど「海外」までは広げたくない人 

これですね。アジアのゲストハウスと違うと思う点。

僕は長らく「日本人は世界へ出るべき!」という考え方でしたが、日本人のパスポート所持率は少し前で30%、最近は25%くらい。

その25%のうち、社員旅行や修学旅行のような半強制的イベント以外で自分からパスポートを申請した人がどれくらいいるかと思うと、たぶん半分以下の10%くらいな気がします。

さらにそのうち、ツアー以外の海外個人旅行をした人・したい人は5%未満な気がします。

つまり「普通の日本人」にとって海外は遠すぎるし、文化が違い過ぎる。

 

行きたい人は行けばいい。

けど、そこまでは自分の「世界」を広げたくない、でも今いる空間からは少し行動範囲を広げたい。

毎日、同じ人と顔を合わせている毎日から少しだけ自分の生活を変えたい。

そういう人はかなりいるんじゃないかな、と思います。

 

◆長く続けた仕事を辞めた人

個人的にはこういう人にものすごくオススメです!

漫画で言うと▼『34歳無職さん』のような人!

34歳無職さん 1<34歳無職さん> (コミックフラッパー)

34歳無職さん 1<34歳無職さん> (コミックフラッパー)

 

 

この漫画はコミックエッセイではなく、フィクションです。

絵柄からは無職の主人公は最初、僕は男性かと思っていたのですが、ショートカットの女性です。

 

登場人物は名前もないのですが、ずーっとニートをしていた人ではなく、むしろおそらく進学校→そこそこの大学→そこそこの会社に勤めていて結婚・出産もしているのですが、離婚し、「勤め先がなくなった」ことにより「1年間、人生を休む」ことを決めた34歳の女性の話。

 

物語の中ではずっと家の中で引きこもっていて、時々、前の職場の人と会うのですが、、、

 

でも僕の意見を言うと、前の職場の人と話をしても、結局、「前の職場と同じ路線の電車の一本後の電車」に乗ってるようなものだと思うんですよねー。

 

それよりもゲストハウスで「全く路線の違う人」と会っていろんな話をしているうちに自分の「進む道」が見えてくるんじゃないかな、と思ったりします。

 

2007年に出た下川裕司さんの▼『日本を降りる若者たち』の中に、

日本を降りる若者たち (講談社現代新書)

日本を降りる若者たち (講談社現代新書)

 

 

「律子さん」という女性が登場する。

彼女はタイ・バンコクの安宿街「カオサンロード」の裏路地の日本人宿で著者の下川さんにこう話す、

「ゲストハウスの人間関係が好きなんです。

長くいる人もいるけど、基本的に旅行者でしょ。あるとき、宿で一緒になって、いろんな話をして、そしてそれぞれの目的地に旅立っていく。そういう関係っていうのかな。近づきすぎず、遠すぎずっていうような関係、日本じゃできないんです。

だからここにいると、いろんな話ができる。私、名古屋に住んでるんですけど、そこにいるより、なにか心を開いて話すことができるような気がするんです。不思議なんですけど。」

 

 「日本じゃできないんです。」

と、この「律子さん」が言っているように、00年代まではこの「ゲストハウスの人間関係」に浸るためには海外に出ないといけなかったし、そのためにアパートを引き払ったり、荷物を実家に運んだりと大変だった。

 

しかもそれは「ゲストハウスの人間関係」を既に知っている人にしかできないことであって、ほとんどの日本人はそういう場所があることも知らなかったんじゃないかな?

 

2010年代に「日本のゲストハウス」を作ろうとした人たちは「そういう空間」を「普通の日本人」、特にこの『34歳無職さん』みたいな人に味わってもらうために作ったんじゃないかな、とも思う。

 

「いろんな路線に向かって走っていく電車」を『ゲストハウス』というターミナル駅から見送ることで、自分がこれから進んで行きたい「路線」もなんとなく見つかるかもしれない、と僕は思います。

 

00年代の「日本を降りる」というネガティブな意味での「アジアのゲストハウス」ではなく、2010年代の「自分の人生をアップデートする」というポジティブな意味で、「日本のゲストハウス」は発展していく気が僕はします!

 

 

【『日本のゲストハウス』に「向いていない人」】

◆今、何かに打ち込んで頑張っている人

ここからは「向いていない人」。

今、何かに打ち込んで頑張ってる人は『日本のゲストハウス』も『アジアのゲストハウス』も向いていない気がします。

なにか夢中になって進んでいる人、仕事がガンガン入ってきて、サイコーに楽しい人はそれを頑張ったほうがいいと思います。

 

かくいう僕も今はこんなですが、数年前まで仕事が楽しく、ゲストハウスとか、バックパッカーとか、ブログとか「はぁ?」って思ってましたwww

ま、「人生はタイミング」であり、その「タイミング」があってない時は「ゲストハウス」にあわせるのではなく、「自分の人生」にあわせたほうがいいと思います。

ま、当たり前ですねww

 

◆セレブ過ぎる人

こういう人は最初から泊まらないと思いますが、、、

宿泊者を貧乏人扱いする人は向いていないと思います。

 

◆貧乏過ぎる人

逆に貧乏過ぎる人も向いていないと思います。

ま、こういう人は今は駅前の激安ネットカフェに泊まるような感じになって来てますね。「タコ部屋系ゲストハウス」がなくなってきた理由が激安ネットカフェの登場のような気がします。

 

◆実家から出られない人

これも宿泊しないと思いますが、、、

「掃除」「洗濯」「自炊」等ができない人。

こういう人は「普通の宿泊者」とはかなり距離があると思います。。。

 

◆『アジアのゲストハウス』が大好きな人

これはかなり逆説的ですが、、、

『アジアのゲストハウス』のような開放感は『日本のゲストハウス』は持ち合わせてないような気がします。

インドやタイのような「ラブ&ピース」的な人もそんなにいなくて、宿泊者も「普通のサラリーマン」「普通のOL」、もしくは少し前までそういう人だった人。

宿泊料金も『アジアのゲストハウス』の2~10倍くらいします。

なので『アジアのゲストハウス』が大好きな人は意外と『日本のゲストハウス』は向いてないような気がします。

 

 

以上が僕が今時点で考えている『日本のゲストハウス』に「向いている人」「向いていない人」です。

 

書きながら、『日本のゲストハウス』には温泉などの日本独特のものから、コンビニ等の普段使い慣れている便利なもの、美味しい「日本食」、安全な治安等、「いつもの日本」のいいところも詰まっているのがいいなぁ、と改めて思いました。

 

「向いている人」に当てはまった方は是非、家の近所のゲストハウスに泊まってみてはいかがでしょうか?

▼こちらから探してみてください!

ゲストハウス紹介サイト | FootPrints